43語
スマート農業の用語集
比較表や国の資料に出てくる言葉を、未経験の方向けにやさしく説明しました。説明はすべて国などの資料をもとにしていて、各用語のページから出典を確認できます。
就農・支援制度
- 経営開始資金けいえいかいししきん新しく農業経営を始めた人に、経営が安定するまで最大3年間お金を交付する国の制度。
- 経営発展支援事業けいえいはってんしえんじぎょう就農した後に機械や施設を導入する費用を、国と都道府県が一部補助してくれる新規就農者向けの事業。
- 就農準備資金しゅうのうじゅんびしきん農業を始める前に、農業大学校や先進農家などで研修を受けている間の生活を支える国のお金。
- 新規就農者しんきしゅうのうしゃ新しく農業の仕事を始めた人のこと。国の統計では、始め方によって3つのタイプに分けて数えています。
- スマート農業技術活用促進法すまーとのうぎょうぎじゅつかつようそくしんほうスマート農業技術の導入や開発を進めるため、計画を国が認定して融資や税制などで後押しする法律。
- 青年等就農計画せいねんとうしゅうのうけいかくこれから農業を始める人が、どんな経営をするかをまとめて市町村に出す計画書。認定されると支援が受けやすくなります。
- 青年等就農資金せいねんとうしゅうのうしきん認定新規就農者が機械や施設などをそろえるために借りられる、無利子の国の融資制度。
- 地域計画ちいきけいかく地域の農地を将来だれがどう使うかを話し合いで決め、地図(目標地図)にまとめた市町村の計画。
- 認定新規就農者にんていしんきしゅうのうしゃ農業を始めるための計画(青年等就農計画)を市町村に認めてもらった人。多くの支援の入り口になります。
- 認定農業者にんていのうぎょうしゃ5年後の経営改善の目標を書いた計画を市町村に認めてもらった農業者。融資や税制などの支援が受けられます。
- 農地中間管理機構(農地バンク)のうちちゅうかんかんりきこう(のうちばんく)農地を貸したい人から借り受け、まとまった形で農業の担い手に貸し出す、都道府県ごとの公的な仲介機関。
お金・サービス
測位・自動操舵
- RTK(リアルタイムキネマティック)アールティーケー位置のわかった地点のデータで誤差を打ち消し、数cmの精度で位置を出す測位方式です。
- 後付け自動操舵キットあとづけじどうそうだきっと今使っているトラクタや田植機などに後から取り付けて、自動操舵できるようにする装置です。
- 基地局(RTK基地局・ネットワーク型RTK)きちきょくRTKで使う「位置がわかっている基準の受信機」。自前で置く方法と通信で補正を受け取る方法があります。
- CLAS(センチメータ級測位補強サービス)クラス日本の衛星「みちびき」から、位置を数cmまで正確にするための補正情報を送るサービスです。
- GNSS(全球測位衛星システム)ジーエヌエスエス人工衛星の電波で今いる場所を割り出すしくみの総称。GPSやみちびきもこの仲間です。
- 自動操舵システムじどうそうだしすてむ衛星測位などで位置をつかみ、トラクタなどのハンドルを自動で切って決めた経路を走らせる装置です。
- 直進アシスト(田植機・トラクタ)ちょくしんあしすと人が乗って運転しながら、まっすぐ進む部分のハンドル操作だけを機械が手伝う機能です。
- ロボット農機(自動化レベル1〜3)ろぼっとのうき自動で走って作業する農業機械。人が乗るか、近くで見守るか、遠くから見守るかで段階が分かれます。
ドローン
- 機体登録・リモートIDきたいとうろく・りもーとあいでぃー100g以上のドローンは国への登録が義務です。登録記号の表示と、識別情報を電波で出す機能が必要です。
- 機体認証(第一種・第二種)きたいにんしょう特定飛行に使うドローンの強さや性能を国などが検査し、安全だと認める制度です。第一種と第二種があります。
- DIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)ディップスにーてんぜろドローンの登録や飛行の許可申請、飛行計画の通報などをオンラインで行う国のシステムです。
- 特定飛行とくていひこう航空法で国の許可や承認が必要になる、リスクの高い場所や方法でのドローン飛行のことです。
- 飛行計画の通報・飛行日誌ひこうけいかくのつうほう・ひこうにっし特定飛行の前に日時や経路を国に知らせ、飛行や点検・整備の記録を日誌につける決まりです。
- 物件投下・危険物輸送(農薬散布との関係)ぶっけんとうか・きけんぶつゆそうドローンから物を落とすことと危険物を運ぶこと。農薬散布はこの規制に関わるため手続きが必要です。
- 無人航空機(航空法の定義)むじんこうくうき人が乗れない構造で、遠隔操作や自動操縦で飛ばす機体のこと。100g以上のドローンが該当します。
- 無人航空機操縦者技能証明(一等・二等)むじんこうくうきそうじゅうしゃぎのうしょうめいドローンを飛ばす知識と腕前を国が証明する資格。いわゆる国家ライセンスで、一等と二等があります。
農薬
ハウス・水管理
- UECS(ユビキタス環境制御システム)ウエックスハウスの環境制御のために日本で作られた共通の通信規格。違うメーカーの機器どうしをつなげます。
- CO2施用しーおーつーせようハウス内で不足しがちな二酸化炭素(CO2)を装置などで補い、作物の光合成を助ける管理方法です。
- 自動給水機(給水ゲート)じどうきゅうすいき田んぼの給水口に付けて、スマホからの遠隔操作や設定した水位での自動の水入れを行う装置です。
- 統合環境制御(複合環境制御)とうごうかんきょうせいぎょハウス内の温度や湿度、CO2などを測り、暖房や換気などの機器を組み合わせて自動で整えることです。
- 中干しなかぼし稲が育つ途中で一度田んぼの水を抜き、田面を乾かして茎の増えすぎを防ぎ、生育を整える作業です。
- 飽差ほうさ空気があとどれだけ水蒸気を含めるかを示す数値。ハウスの乾き具合の目安に使います。