ハウスの環境制御
ふくごう君Ⅲ(GP-FK3) と ゼロアグリ の比較
三基計装の「ふくごう君Ⅲ(GP-FK3)」と、ルートレック・ネットワークスの「ゼロアグリ」の価格・仕様・機能を並べました。値はすべてメーカー公称値で、出典のリンクから元の情報を確認できます。
主な違い
公表されている値の差を機械的に並べたものです。どちらが良いかは、面積・作物・使い方によって変わります。
- 国内価格(基本構成):ふくごう君Ⅲ(GP-FK3)のほうが506,000円安い(税抜の価格を税込に換算して比較)
- 種類:ふくごう君Ⅲ(GP-FK3)は「複合環境制御装置(単棟向け)」、ゼロアグリは「かん水・施肥制御」
- 計測項目:ふくごう君Ⅲ(GP-FK3)は「温度(2点)・湿度・日射・CO2・風向・風速・雨」、ゼロアグリは「土壌水分・ゼロアグリEC(土壌溶液ECの推定値)・地温(土壌センサー)/気温・湿度・CO2(ハウス内環境センサー)/予報日射量」
- 自動・遠隔で動かせる機器:ふくごう君Ⅲ(GP-FK3)は「天窓・側窓(最大4系統)・保温カーテン・遮光カーテン・暖房(最大2系統)・換気扇・CO2施用・タイマー(電照・かん水など)・警報」、ゼロアグリは「かん水・施肥の自動制御(日射・土壌水分による自動供給、タイマー潅水)。Plusは天窓・側窓・カーテン・循環扇・加温機・CO2施用機も制御」
仕様を並べて比べる
| ふくごう君Ⅲ(GP-FK3) 三基計装 | ゼロアグリ ルートレック・ネットワークス | |
|---|---|---|
| 国内価格(基本構成) | 440,000円(税抜) 参考価格440,000円〜(消費税別、2025年12月のメーカー発表)。構成により変動。UECSでの遠隔制御は月額費用がSIMの通信費のみ。みどりボックスPRO(セラク製)接続時は別途セラクの利用料。 | 990,000円(税込) 公式サイトに価格記載なし(購入・リースとも問い合わせ)。農林水産省スマート農業技術カタログ掲載の税込価格:ゼロアグリLite 制御盤990,000円~・ライセンス料44,000円/年~、ゼロアグリ(Standard)制御盤+土壌センサー1,650,000円~・ライセンス料132,000円/年、ゼロアグリPlus 2,310,000円~・ライセンス料132,000円/年。配管・電気工事、液肥混入ユニットの組み立ては別途。 |
| 種類 | 複合環境制御装置(単棟向け) | かん水・施肥制御 |
| 計測項目 | 温度(2点)・湿度・日射・CO2・風向・風速・雨 | 土壌水分・ゼロアグリEC(土壌溶液ECの推定値)・地温(土壌センサー)/気温・湿度・CO2(ハウス内環境センサー)/予報日射量 |
| 自動・遠隔で動かせる機器 | 天窓・側窓(最大4系統)・保温カーテン・遮光カーテン・暖房(最大2系統)・換気扇・CO2施用・タイマー(電照・かん水など)・警報 | かん水・施肥の自動制御(日射・土壌水分による自動供給、タイマー潅水)。Plusは天窓・側窓・カーテン・循環扇・加温機・CO2施用機も制御 |
| スマホで確認・操作 | 対応(標準の「ハウスリモコン」でスマホから農場内無線LAN経由の確認・設定変更。UECSでPC・スマホから遠隔アクセス。みどりボックスPRO接続でアプリ遠隔操作) | 対応(スマホから潅水・施肥濃度を遠隔調整) |
| 異常時の通知 | 温度・湿度の組合せアラーム出力(a接/b接切替)。みどりボックスPRO接続時はスマホへプッシュ通知 | LINE通知(潅水異常、液肥残量、ハウス内温度の設定値超過、無線センサー電池残量、雷予報) |
| 利用料(月額) | — | — |
| 通信方式 | 2.4GHz無線LAN(ハウスリモコン)・UECS・みどりボックスPRO連携 | — |
| 電源 | 単相AC200V±10% 50/60Hz 1A(AC100V対応改造可能) | — |
| 設置方法 | 販売店経由で設置。変温数など重要な設定は施工時などに本体操作パネルから行う | 販売店が制御盤・センサーを納品し、配管工事・電気工事・液肥混入ユニット組み立て・試運転まで実施 |
| 機能 | 窓×暖房同期制御(暖房中は窓開閉を抑止)、窓×CO2連動制御(施用時に窓を自動で閉める)、透かし換気機能(除湿)、カーテン逆転制御(急な外気温低下時に自動で閉)、設定値メモリ(最大4パターン)、日射量に基づく温度上乗せ補正、ハウスリモコン機能(スマホで設定変更、月額不要) | 日射と土壌水分に基づく少量多潅水の自動制御、スマホからの潅水・施肥濃度の遠隔調整、土壌水分・地上部環境のグラフ表示、潅水異常・液肥残量などのLINE通知、株・系統・10aあたりの供給量・窒素量の記録 |
| はじめての方へ(メーカーの説明より) | メーカーは「小規模〜中規模温室に導入しやすい」と説明。おすすめ対象として「暖房や窓管理を、ばらばらの制御装置で行っている方」「古い環境制御装置をお使いの方」を挙げている。ハウスリモコンは通信費やクラウド利用料なしで使える。 | Liteはエントリーモデルで「まずは、リモートで潅水施肥をスマート化したい方に」と案内。導入時の工事は販売店が実施。 |
| 仕様の補足 | ハウスの近くでWi-Fiを使ってスマホから操作する機能(ハウスリモコン)は月額無料です。外出先からの遠隔操作には、通信費などが別途かかるため、月額の利用料は空欄にしています。外出先からの遠隔操作は、UECS(SIMの通信費が必要)か、セラクのみどりボックスPRO(セラクの利用料が必要)で行います。2025年12月の発表時点では、ハウスリモコンはインターネット経由の操作を想定していないとされていました。 | ハウス環境モニタリング単体ではなく、かん水施肥制御システム。Liteは土壌センサーレスで予報日射による潅水制御。代表価格はLiteの制御盤価格を記載。通信方式・電源は公式ページで確認できず。 |
数値はメーカー公称値で、測り方の条件がメーカーごとに違う場合があります。導入前に、販売店で実際の条件を確認してください。